根管治療。 虫歯が歯の神経までいっている場合の処置

虫歯が歯の神経までいってしまっている場合、(病名:C3)
神経をとらなければなりません。
このとき麻酔をして、神経をとります。
この処置を「抜随」(ばつずい)
病名は「Pul」(プル)になります。

いちど神経をとった(抜随した)歯は、じわじわと
根や周りの骨に、感染をおこして痛みがでる場合があります。
そのときは根の中の消毒をしなければなりません。
この時の処置を「感染根感処置」(かんせんこんかんしょち 略して感根置)
病名は「Per」(ペル)になります。

以前にPulやPerですでに神経のない歯にかぶせてある歯の冠などがこわれて
新しく作る場合、すでにC3の歯を治療処置しているので、
病名は「C3処置歯」になります。


※治療部位、上下、個人差で根の数や点数が違います。
そのため点数はその条件によりかわります。
次の説明は左下6番で根の数が一般的の人の治療を例にしています

※点数については平成13年4月のものを参考にしています。



カルテの記述・解説

<抜随の一日目の治療>神経をとります。

> > >
部位
[傷病名]
処 置
点 数
解 説
初診(療担) 186+(12) 初診料(初診時に算定)
療担 11月〜4月まで毎月一回算定なんだろうね?
┏6
[管不適]
冠除去 30 銀歯などかぶっている歯の銀歯とったら算定。
┏6
[Pul]
抜随
520 麻酔をして神経を抜く処置。
R-dom 10 ラバーダム よだれが入らないようにする装置料。
フロベン2t 37+4x2+7 フロベン(2回分) 痛み止め処方。神経をとったあとは取った事による傷のような痛みがでることがあるので。
X-ray 48 レントゲン料(2センチ3センチくらいの小さいの)
レントゲンで病状を確認します。
神経をとるので麻酔をします。
銀歯がついていたらとります。(管除去)
虫歯をとりつつ神経がでるまで削ります。
神経がでたら、K−ファイルや、リーマ、クレンザーなどで神経をとります。
どれもギザギザしたほそい針みたいな物でひっかけてとります。
とったら、ブローチ(長細い針のような物)に綿を巻きつけ、次亜塩素酸ナトリウム・オキシドールで消毒。
(まぜるとじゅわーと、泡と煙がでます。ちょっとおもしろい)
最後にペリオドン(神経を殺す薬)をつけます。
ストッピング(ふた)などで歯の穴に蓋をしてこの日は終了。



<抜随の二日目以降の治療>根の中の消毒をします。
部位
[傷病名]
処 置
点 数
解 説
┏6
[Pul]
再診(療担) 38+(12) 再診料(再診時に算定)
療担 11月〜4月まで毎月一回算定
Rct  21 根管貼薬処置(根管を次亜塩素酸ナトリウムとオキシドールで消毒します)
この処置(Rct)を何度か繰り返して、根の中を無菌状態に近づけます。
治療の最後にFc(ホルモクレゾール ホルマリンとクレゾールの混合液)をつけてストッピング。



<抜随のしあげ>空洞の根の中に詰め物をします。

部位
[傷病名]
処 置
点 数
解 説
再診(療担) 38+(12) 再診料(再診時に算定)
療担 11月〜4月まで毎月一回算定
┏6
[Pul]
Rct  21 根管貼薬処置(根管を次亜塩素酸ナトリウムとオキシドールで消毒します)
EMR 75 根っこの長さを機械ではかります。
RCF(根充) 110 根充 神経をとった空洞の根の中にガッタパーチャー(樹脂)をつめます。
CRF(加圧根充) 150 加圧根充 圧をかけてつめます。
X-ray 38 レントゲンで確認
根っこの長さを機械で計ります。(EMR)
神経を抜いたところは空洞になっているのでガッタパーチャー(樹脂)で埋めます。(RCF CEF)
この時つなぎ(なのか?)にシーラというどろどろしたものをガッタバーチャーに付けて根の隙間をうめます。
ストッピングなどで蓋をします。
最後に根のつまり具合を確認するのにレントゲンをとります。

根の治療は完了しました。
でもこのままではいけません。
土台をたてたり、つめたりしてから、銀歯などの冠をかぶせて、かめるようにします。


<感染根管処置の一日目>根の中のものを除去し、消毒します。

部位
[傷病名]
処 置
点 数
解 説
初診(療担) 186+(12) 初診料(初診時に算定)
療担 11月〜4月まで毎回算定
┏6
[管不適]
冠除去 30 銀歯などかぶっている歯の銀歯とったら算定 
┏6
[Per]
感染根感処置 350 麻酔をして神経を抜く処置 
48 レントゲン料(2センチ3センチくらいの小さいの)
レントゲンで病状を確認します。
銀歯がついていたらとります。(管除去)
虫歯をとりつつ神経の管がでるまで削ります。
神経の管がでたら、K−ファイルや、リーマなどで中に詰まっているもの(ガッタパーチャーなど。)をとります。
どれもギザギザしたほそい針みたいな物でひっかけてとります。
とったら、ブローチ(細長い針のような物)に綿を巻きつけ、次亜塩素酸ナトリウム・オキシドールで消毒。
治療の最後にFc(ホルモクレゾール ホルマリンとクレゾールの混合液)をつけてストッピング(ふた)。
腫れがひどい場合などは、膿を出す目的で蓋をしません。
このときは最後にFcではなく、ヨウドをつけます。
腫れを引かせるのに腫れ止め・炎症を抑える薬などを処方します。





<感染根感処置の二日目以降>消毒をします。根の中がきれいになるまで、何度かくりかえします。

部位
[傷病名]
処 置
点 数
解 説
┏6
[Per]
再診(療担) 38+(12) 再診料(再診時に算定)
療担 11月〜4月まで、毎月一回算定
Rct  21 根管貼薬処置(根管を次亜塩素酸ナトリウムとオキシドールで消毒します)
この処置(Rct)を何度か繰り返して、根の中を無菌状態に近づけます。
治療の最後にFc(ホルモクレゾール ホルマリンとクレゾールの混合液)をつけてストッピング。




<感染根感処置のしあげ>根の中に詰め物をします。

部位
[傷病名]
処 置
点 数
解 説
再診(療担) 38+(12) 再診料(再診時に算定)
療担 11月〜4月まで毎月一回算定
┏6
[Per]
Rct  21 根管貼薬処置(根管を次亜塩素酸ナトリウムとオキシドールで消毒します)
EMR 60 根っこの長さを機械ではかります。
RCF(根充) 110 根充 神経をとった空洞の根の中にガッタパーチャー(樹脂)をつめます。
CRF(加圧根充) 150 加圧根充 圧をかけてつめます。
X-pdx 38 レントゲンで確認
根っこの長さを機械で計ります。(EMR)
神経の管が空洞になっているのでガッタパーチャー(樹脂)で埋めます。(RCF CEF)
この時つなぎ(なのか?)にシーラというどろどろしたのをガッタバーチャーに付けて根の隙間をうめます。
ストッピングなどで蓋をします。
最後に根のつまり具合を確認するのにレントゲンをとります。

根の治療が完了しました。
でもこのままではいけません。
土台をたてたり、つめたりしてから、銀歯などの冠をかぶせなければいけません。

※歯の部位を表す記号はちょっと表示されないので、このサイトでは仮に
3┓(右下3番)3┛(右上3番)┏3(左下3番)┗3(左上3番)
ちょっと近いこの記号をつかわせていただきます。
正確には次のように書きます。

(右下3番)(右上3番)(左下3番)(左上3番)

※点数については平成13年4月のものを参考にしています。

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