子供を歯医者さんにつれてくるお母さん、お父さんへ
わたしは小児歯科で3年5ヶ月という短い期間ですがいろんな親子をみてきました。
子供の虫歯は親の責任です。
治療には、お父さん、お母さんの理解も必要です。私の感じた事、良く先生が言っていたことを書きますね。
- 子供が嫌がります。
泣きます、叫びます、暴れます。
これは普通です。大人でも歯を削られたりなんていやですよね。
騒ぐので迷惑がかかるのでは、と心配の方も多いようです。
でも、安心してください。歯医者さんではそんなことはいつもの事です。小児歯科でしたらなおさら日常的です。
そんな事は気にしないで連れてきてくださいね。
むしろ私の場合初めてで大暴れしてくれるほうが気合いが入ります。(労働のよろこび?)
みんなだんだんできるようになるのです。
はじめっからおりこうだと、ちょっと拍子抜けがっくし。
「きもちよかったー(笑顔)」と言われたときは笑いました。
- 歯医者に連れて行く。
医者に連れて行きたいのですが、嫌がります。行かないといいます。
「痛くしないから」「ぜんぜん痛くないよ」「すぐ終わるよ」
こういって連れてきてしまう事もありますね。
治療には多少の痛みは伴います。
麻酔の効きにくい子もいます。
「痛くない」といって連れてきたのに痛いと、「うそをつかれた」
という事が心に残ります。
うそはつかずに、
「虫歯になっちゃったから治さなきゃいけないんだよ。お母さんにはなおせないんだよ。ちょっとは痛いけどがんばろうね。」
「お口の中に虫歯菌いるから、がんばってやっつけてもらおうね」
うそは、おかあさん、おとうさん、先生、スタッフを信用しなくなるので一時しのぎのうそはしないようにしてくださいね。
- ほめてあげて。
歯医者さんで治療。
これはめいいっぱいほめてあげてください。
たとえどんなに暴れて嫌がって暴れたとしても、治療の椅子にのっただけでおりこうさんです。
口をあけてもおりこうさん。エプロンできた。痛いところ言えた。みんなおりこうさんです。
治療が終わったら必ずほめてあげてください。「がんばったね。えらかったね。この次もがんばろうね。」
ほめてあげると、自信がつきます。うれしいです。
はじめはできなくても、だんだん、すこしづつ上手になりますからみまもってあげてくださいね。
- 着替えをもってきてね。
大暴れしつつ、なんとか治療が終わりました。
がんばりました。
全力で逃げようとするので、終わると汗でびっしょりです。
風邪をひかないように着替えをもってきてくださいね。
- ほ乳瓶でジュース。
前歯全部虫歯になってしまう子がいます。
その時、先生は必ず聞きます。
「ほ乳瓶でジュースあげてるでしょ。」
ほぼ100%当たります。
ジュースには大人の量の糖分があります。
よくあるのはスポーツ飲料。あれも大人がスポーツして汗をかいたときには最適です。
しかし、それをほ乳瓶にいれてのませると、かなり長い時間口の中に高い糖分が滞納している状態になります。
これであっというまにいっぺんに虫歯になってしまいます。
ジュースはあげてもいいですが、時間を決めてコップで。
小さいうちはあまり飲ませる習慣を付けない方が良いみたいです。
飲むのをやめさせたいときは、うちの先生作戦!
ジュースを2倍くらいに薄めてあたえます。あまりおいしくありません。
これであまりほしがらなくなるそうです。
お茶類はフッ素がふくまれているので、歯にもいいそうですよ。
茶渋が歯について茶色くなることもありますが、歯医者さんでとれますから気になるときはつれてきて下さいね。
- はみがきを嫌がってさせてくれない。
口に歯ブラシをいれてごしごし。
嫌がる子は多いようです。頑固に口をあけてくれないようです。
しかし、磨かなければ確実に虫歯になります。
歯医者でいやな思いをするのは子供です。
ここはいやがっても「歯医者につれていくより 今無理矢理磨いた方がよい」と割り切ってください。
先生は足で子供の顔を固定して磨いたそうです。
口をあけさせるときは、噛まれても痛くないところ。奥歯の奥の歯のないところに指を入れてください。
磨きのこしのないように、順番をきめてみがいてあげてくださいね。
どうしても歯ブラシを入れさせてくれない子には、歯ブラシではなく、ガーゼやティッシュで拭いてあげてください。
わりととれます。みがかないよりましです。
10歳くらいまでは、しあげ磨きチェックをしてあげてくださいね。
こどもはき一人でちんと磨けません。
そのくらいの年齢までの虫歯は親の責任です。
子供の虫歯は親の責任です。虫歯になったら理解し、治療させるのも親の責任です。
連れていってかわいそう。と思うこともあるかもしれませんが、歯医者さんしか治せません。
自然に治ることもありません。
痛い思いをするのは子供です。そこを理解して、お母さん、お父さんもがんばってくださいね。
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